"バカにされてきた眼科医の一石二鳥の復讐"
痴人の復讐
小酒井不木
医師の小酒井不木は、医学ミステリー短編を沢山だしています。これもその一つ。
バカにされてきた教授に復讐をする眼科医の話で、殺人倶楽部という場所で、その会員達に話を披露するという形式をとっています。
全編にこの眼科医の卑屈さが漂い、ラストは何となく予想はできますが、まさかそうはしないだろ。。。と思わせるもので、非常に不快感を感じますが、そこをミステリーとして上手くまとめているのが小酒井の凄い所です。
医学知識はかなりレトロですが、十分楽しめる内容です。
また、眼科医が主人公って奇抜ですよね。
2011年2月23日水曜日
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