2011年2月28日月曜日

インターネット映像転送システム、SlingBoxを購入!

ついついSlingboxを買っちゃいました。
http://www.slingbox.jp/

価格:34980円


これは何をするものかというと、「DVDデッキなどの映像を、インターネット経由でiPhoneやPCを使って外出先でも見る」という、一昔前には考えられない機械です。
インターネットが高速化された恩恵ですね。

コンポジット、S端子、D端子が繋がるので、大抵の映像機器なら使えます。
端子を重ねなければ、最大3台接続できます。

家電の操作はSlingboxに付いている赤外線端子を家電のリモコン受光部付近にくっつけて、そこから命令を出します。力技です。

PCはブラウザで、iPhoneは専用アプリで操作と視聴をします。

MacではSafariを32ビットに変えないと見れません。
(Safariのアイコンを選択して「情報を見る」にすると、「32ビットうんぬん」というチェックがでてきます。)

iPhoneでは専用アプリを使えます。



高け!
舐めてる値段設定で、iPad版もあり、同じ値段。
迷わずiPhone版を買い、iPadでは2倍に拡大して使う事にしました。無料でいいんじゃない?普通。だってSlingboxの箱に「iPhone対応」ってでっかく書いてあるし。PCならCD付けるでしょ?やはり。

更にこのアプリはまだバグが沢山あります。早くアップデートしないと怒るよ。
(^_^;)

さて、文句は言いましたが、このSlingboxは使えます。Wifiは当然ですが、3Gでも十分見れます。電波状態が悪いと止まる場合もありますが、中々綺麗です。多分アプリのバグで、フリーズみたいになる事もありますが、予想よりも安定してます。

繋げる機器も、リモコンが対応してればなんでも可能性。
ビデオカメラを繋いで監視なんてのもできる。Apple TVも操作出来ます。(余り意味ないかもしれないけど)

ブルーレイが入ってればブルーレイも見られますし、ケーブルテレビだろうが、地上波デジタルだろうがなんでもこいです。

さて、恒例の問題点ですが、
最大の問題点は、対応リモコンが少ない(日本では)事!
これは残念。リモコンが対応してないと、デッキの操作ができません。見るだけならできますが。Winでは、β版の学習機能がありますが、Macでは無理。古いデッキやメディアプレーヤーは全滅です。

次に、家庭のデッキは、所詮、家庭のものである事です。誰かが見てれば邪魔する事になります。(まあ、それも面白いんですが。子供にやったらビックリしてました。)

最後に、アプリのできが悪い事。
PCがかなり頑張っているので、もう少しなんとかして欲しい。
あと、変な欲を出さずに無料にしなさい。アプリ買っちゃった人には返金するように。

ワンセグのないiPhoneやiPadで撮り貯めたテレビ番組が見られるのはとても良いですよ、高いですけど。
まぁ寝室にテレビとDVDを買うと思えば良いんではないでしょうか。

2011年2月25日金曜日

青空文庫:双面獣

双面獣
牧逸馬

世界怪奇実話全集に収録されているので、多分実話なんでしょう。

1928年、ミシガン州で起こった7才の少女惨殺事件の犯人を追う実録物です。犯人は意外な事から、意外な人物であったことが判明します。
正に事実は小説より奇なりです。

短編なので、サラッと書かれていますが、犯行は残忍で変質的です。もう少しボリュームがあってもいい内容でした。
短時間で読めるので、ちょっと時間がある時に読むにはいいと面白いでしょう。

牧逸馬という作家は知らなかったのですが、執筆し過ぎて過労で35才で亡くなったそうです。

2011年2月23日水曜日

青空文庫:痴人の復讐

"バカにされてきた眼科医の一石二鳥の復讐"

痴人の復讐
小酒井不木

医師の小酒井不木は、医学ミステリー短編を沢山だしています。これもその一つ。

バカにされてきた教授に復讐をする眼科医の話で、殺人倶楽部という場所で、その会員達に話を披露するという形式をとっています。

全編にこの眼科医の卑屈さが漂い、ラストは何となく予想はできますが、まさかそうはしないだろ。。。と思わせるもので、非常に不快感を感じますが、そこをミステリーとして上手くまとめているのが小酒井の凄い所です。

医学知識はかなりレトロですが、十分楽しめる内容です。
また、眼科医が主人公って奇抜ですよね。

2011年2月22日火曜日

青空文庫:支倉事件

支倉事件
甲賀三郎

聖書を盗んで売りさばいた、という小さな事件から大事件に発展していく。大正に起きた実話を元にした、甲賀三郎の代表作。
犯人逮捕まで、取調べ、裁判の三部構成で、各々しっかりと記述してある。文体も読みやすく、ノンフィクションにある緊迫感が全体に認められ、サクサクと読める。
しかし途中に作者の注釈が幾つか入るが、これが緊迫感をそぐ。いらないかな。
推理小説、ノンフィクション、裁判小説と三つ美味しく、青空文庫なので、コンピュータやiPhoneならただ!
面白いから落としてみてね。




2011年2月15日火曜日

Tap Formsが1日だけただ!

パスワードなんかを記録しておく、テンプレートベースのデータベースアプリのTap Formsが1日だけ無料!


使えるアプリなので、落として損なし!

2011年2月6日日曜日

ザ・ウォーカー:本を30年運ぶ男




『ザ・ウォーカー』(原題:The Book of Eli)
2010年米
デンゼル・ワシントン
ゲイリー・オールドマン

戦争後の廃墟と化したアメリカを、西に向って本を運ぶ男、イーライ。
その本を奪おうとする街のボス、カーネギー。

デンゼル・ワシントンとゲイリー・オールドマンが素晴らしい映画。舞台やキャラ、落ちもしっかりしているし、戦闘シーンもカッコ良い。
安心して見られる佳作です。

個人的には、映画制作に冒険がなく、心に残るシーンが少ないのが残念。もしかしたら、キリスト教徒じゃないからかもしれません。宗教色は多いようで、少なく、当たり障りのない所しか出てこないので、宗教問題にはならないでしょうね。

気になったのは、30年間も西に向って歩いているらしいのですが、ちと遅いのでは?
アメリカを横断したとして、5000キロを年間200日歩いても一日600mぐらいしか進んでない計算になる。(^_^;)
三蔵法師は、16年で3万キロ。同じ西に向う旅でも、イーライはかなり大変だったのか、ホラ吹きなのかどちらかですね。

2011年2月1日火曜日

今まで観たシリアル・キラーで一番スマートな男の話: Mr. Brooks

『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』
2007年米
ケビン・コスナー製作・主演



面白く見る事が出来ました。
とてもスマートなシリアル・キラーの物語です。全体を通して、社会生活が確立できている殺人鬼の身勝手な理論爆発で、共感は厳しいながらも魅せられてしまう映画です。
各所にあっと思わせる仕掛けも多く、飽きる事なく鑑賞できました。グロさも少ないので、スマートな殺し屋系の映画が好きな人は見る価値ありだと思います。
DVDにはカットシーンが付録とされていて、デミー・ムーアが男娼を買っているシーンがカットされているのにはビックリしました。高い金払ったと思うのですが。