2009年12月22日火曜日

PhoneGraferが期間限定で無料化

あまり知らなかったカメラアプリですが、無料化(12/28まで)で俄然、価値が上昇しました。

PhoneGrapher


よくあるカメラアプリです。
フィルターが11種類あり、直接撮影したり、カメラロールの写真にフィルターを加えることができます。フル画面シャッターボタン、水平器(使い勝手は今一つ)も付いてます。

GUIは凝っていて、好感が持てます。


撮影時はGPSタグを切って撮影することができますので、ブログに写真をのせる場合、「撮影位置がばればれ」というiPhneならではのトラブルを回避できそうです。

フィルターは特に個性はありません。

RUSSIAN


B&W EXTREME


面白いのはExifを見ることができます。3GSでは問題があるのか、うまくGPSタグを確認できないとの書き込みが目立ちますが、3Gで使った限りでは問題ありません。Google Mapにも普通に飛んでくれます。
1枚1枚Mapに飛ばされますので、Mapを複数を見るのは面倒で、専門アプリの「Koredoko」を使った方がいいですが、写真アプリでExif情報が見られるものはごく少数だと思います。
別に撮影日時を見るだけならこれで十分です。


難点は、フィルターをかけると必ず保存されてしまう点。
それでなくてもカメラアプリからの保存は遅いのに。毎回保存じゃ、気楽にフィルターが掛けられない。

まだこの手のアプリを持っていない方は、即ゲットしましょう。タダっすから。機能は十分ですよ。

ちなみに「Darkroom Premium」も12/24まで無料化されてます。手ぶれ機能の先駆けでしたが、他のアプリに押され気味のアプリですけど、タダっすから。

2009年12月17日木曜日

iPhoneからバックアップしたcsvファイルが文字化けする場合の対処

Macでの話をしますが、Windowsも同じだと思います。
MacやiPhoneはUTF-8形式でテキストを保存します。csvもテキストです。

csvとはcomma separated valuesのことで、データーをカンマ(,)で区切ったファイルです。
お小遣いアプリなどのバックアップ目的でPCに落とせるのですが、Excelなどで開くと日本語が文字化けすることがあります。

これはExcelの仕様の問題で、UTF-8形式が読めないからです。

どうしたら良いでしょうか?

一番簡単なのが、「UTF-8形式のcsvでは保存しない」事です。

ではどうすればいいか?

アプリで保存形式が変更出来るなら、Shift JISなど他の形式に変更して下さい。

また、html形式なら保存出来るアプリも多いので、html形式で保存します。
そして、拡張子を「.html」から「.csv」に変更してExcelで開けば開けます。

もし形式が変更出来ないアプリだったら、MacやPCでテキストエディターか変換ソフトを利用するとうまくいく可能性があります。あまりオススメはできませんが。

iPhoneの様なのデバイスはバックアップが基本だと思いますので、御注意ください。




2009年12月15日火曜日

iPhone:ギミックが楽しいカメラアプリ:Hipstamatic

とても楽しいカメラアプリが発売されました。

Hipstamatic
バージョン 100


要は撮影系トイカメラアプリ(アプリで撮影した写真にフィルターをかける)なんですが、今までの物とは一線を画しています。それは、

ギミックが楽しい

です。

昔、「The History of Camera」というアプリ(今もありますが)がカメラアプリの上位にあった事がありました。



このアプリ、「カメラの歴史を学ぶ」として、カメラの発明からデジカメまでの写真や説明があり、その時々のカメラで撮影も楽しめるというものでした。現像まで時間がかかったり、ボラロイドはジワジワと絵が出てきたりと凝っていたんでしが、何分、写真の出来が悪く、撮影を楽しむのは難しかったので、欲を出して有料化したとたんにランクから消えました。でも面白いとは思います。

このHipstamaticは、撮影した写真もしっかり楽しめ、撮影までのヒト手間も楽しめるアプリです。

構成はレンズとフィルムとフラッシュになっており、単品購入時は、
レンズ×2、フィルム×2、フラッシュ×1
という構成です。
アプリ内のshopで追加セットを購入できます。115円ですから、全部揃えると460円。
うまい商売してますが、ビール控えればokです。

元々付いているのは
John S




Jimmy



追加購入レンズは

Helga Viking(カラーフラッシュ×3と黒枠フィルムつき)


Rucifer VI(モノクロフィルムつき)



レンズは指でスライドさせて交換します。



右下の矢印を押すとカメラの裏面に。起動時の向きは初期設定で変更できます。




中央の赤いのがビューファインダー。これがかなりのくせ者で、ビューファインダーの役割はしてません。多分作者はワザとやってるんでしょうが、写真はいつものカメラアプリよろしく、iPhoneの画面分(正方形フォマットなので、両端は切れますが)の写真が撮影されています。なので、このファインダーは撮影される写真の一部を示しているわけです。
さらに凶悪なのが、このファインダーはやや右にズレているようです。(T ^ T)

「ファインダーが付いてるだけ良いだろ!」という作者の声が聞こえそうです。

このファインダーのズレのため、写真は左下が空きやすくなり、まあ、これも味と言えば味です。

フラッシュはフラッシュボタンを左にスライドさせてonにします。懐かしい。

フィルムは今の所4種類ありますが、モノクロフィルム以外は、単なる枠の差です。この点はいまいち。

フラッシュなしの出来上がりは

John S



緑が重く、周辺落ちが強いです。

Jimmy



まっ黄色。淡いかんじ。

Helga Viking



全体に重くて、彩度が低いです。

Lucifer VI



周辺に赤いリングが。

これにモノクロフィルムとフラッシュが加わりますので、かなりのバリエーションがあります。

写真の出来は普通ですし、ライブラリの中の写真にはフィルターはかけられませんが、楽しめるアプリだと思います。

既存のアプリが、「絵」、「易しさ」にこだわってきたのに、このアプリは「楽しみ」にこだわったのが成功の秘訣ではないでしょうか。

だって、こんなshopでアドオン売ってたら、かうっしょ?







2009年12月14日月曜日

ワイン: ルイ・ロデレール クリスタル

お祝いごとがあったので、シャンパンをのみました。超有名なシャンパンですが、飲んだのは初めてです。







ルイ・ロデレール
ルイ・ロデレール クリスタル2002

ロシア皇帝に献上したというシャンパンで、透明なボトルが特徴です。透明なボトルだと傷みが早いと思うのですが、異物が混入されてもすぐ判るようにとの配慮らしいです。傷まないようにか、箱は重厚で、ボトルには黄色いセロファンが巻いてあります。

それでは、

ポン

トクトクトク

うーん、綺麗な黄金色。少し黄色が強いかな?匂いはとてもはなやかな、果実臭。でも、一部の白ワインの様に辺りに撒き散らすような臭いではなくて、なんか、やや重い、赤のような感じがあります。

ゴクリ

炭酸が舌先から口の中を刺激しますが、炭酸はそれ程強くなくて、なんとなく口を優しく洗われてる感じ。洗浄が弱くなるにつれ、それにとって変わるように複数の果物を合わせたような味が広がります。喉ごしは強くなくて、広がっていく感じがします。ただ、アルコールらしい味はしっかり持っているので、お酒の苦手な女性には受けないかもしれません。

シャンパンをそれ程意識して飲んだ事が無いので良くは分かりませんが、かなりコクがあり、少し塩辛いような食べ物(私はチーズ3種類を食べ比べましたが)が合う感じがしました。

とても美味いシャンパンでした。

グチグチ書きましたが、素人の意見と聞き流して下さい。
でも見た目も味もインパクトばっちりなので、勝負ギフトにどうぞ。



2009年12月12日土曜日

映画:チェイサーをみました







チェイサー
制作:韓国2008
監督:ナ・ホンジン
主演:キム・ユンソク

ネタバレ注意

2003年に韓国で実際にあった連続殺人事件「ユ・ヨンチョル事件」をモチーフにしたサスペンスです。

デリヘル店長の元刑事が、失踪した女の子を捜しているうちに、頭をノミで叩き割って殺す殺人鬼と対決する事になる。

「ユ・ヨンチョル事件」は、2003年、10ヶ月間で21人が殺害された、韓国最悪の殺人事件。最近、死刑が確定したとの報道の記憶が新しいです。

この手の「実際の事件を基にした映画」は星の数。99%陳腐な映画です。実際の事件をモチーフにしたと言っても、場所とか殺害方法の一部が同じだけで、あとはホラー映画、的な映画が乱造されてきましたので、それ程期待はしてませんでした。

さて、この「チェイサー」ですが、

面白いです。

常に緊張感を保っており、最後まで飽きさせませんでした。緊張感の引っ張り方も、「24: Twenty four」のように強引で、「1話見逃すとまるで違う映画(これはこれで好きですが)」なんて事はありません。
別に妙な謎があるわけでもなく、犯人逮捕から隠れ家発見まで、ほぼ足で稼いだ偶然の結果です。(刑事らしいですけど)主人公の行動ももどかしく、人間としても最悪な部類です。それでも感情移入して、ドキドキしちゃうのが監督のうまさ。まだ若いのに優秀な監督です。

ちなみに「ユ・ヨンチョル事件」とは殺害人数、方法、デリヘルが関連していたぐらいで、全く別物だと思います。でも、この映画ではフィクション部分が優れており、韓流の特徴の「メロドラマ度」もそれ程鼻にはつきませんでした。

「インターナル・アフェア」よろしく、ハリウッドリメークが確定らしいですが、韓国映画も中々いいですね。

しかし、まだ6年の事件をモチーフにして大丈夫なんだろうか。

2009年12月11日金曜日

Google Mobile Appが神懸かっている件

このたびのアップデートで、Google Mobile Appがすごいことになってます。

Google Mobile App


バージョン0.4.1.2763

今回の目玉は音声認識。兎に角凄いの一言。「ピザ」なんて言っていた時代が懐かしい。何故こんなに早く、正確に認識出来るのか不思議です。未来を感じました。

単語だけでなく、検索詞レベルの文書なら問題なく認識します。

音声認識をON(デフォルトです)にしておけば、電話をかけるように耳にもっていくと、「ピピピ」と自動で音声認識が開始し、検索を始めます。

それでも完璧ではなく(当たり前ですが)、固有名詞や外来語にはやや弱いようです。

ほかのアプリで、「音声認識メール」がでたときも凄いなあと思いましたが、実用レベルではありませんでした。(有料になってからは使ってませんが)



本当に科学の進歩は凄い。

2009年12月7日月曜日

Notebookがアップデート

iPhoneには、忘れ去られたアプリが沢山あります。
何らかの理由で、作者がアップデートをやめたり、怠ったりしたために、商品として成り立たなくなったアプリ達です。


Notebookもそんなアプリ達の仲間入りと思われていました。

Notebook
バージョン1.4



名前の通り、メモ帳アプリです。とても便利なので、私が日常使うアプリの上位なのですが、OS3.0になった頃からまったくアップデートされなくなりました。

対処不能のエラーは、本文のメール送信が出来ないこと。本文をコピペする必要があります。また、行が下2行ぐらいになると、変換候補がキーボードの下に隠れてしまう。(これは、海外生まれのアプリでは割と見られる症状ですが。)
フリーズの回数が増え、再起動時の文書の復活率がかなり悪くなりました。また、検索の重いこと。

さて、最新版では、メールは本文もしっかり送れるようになりました。以前からウザかった「todoを作成」のリンクは無いのですが、何故かhtmlファイルが添付されてます。内容はメモと同じもの。うーん、いるのかな?やはりこのアプリはtodoの延長ってことなんだろうか?
でも、メモの字数制限は無さそうだし。

また、変換候補も消えなくなりました。
あと、英文フォントと文字サイズが変更できます。
なんとなく検索も早そうで、安定しています。

いいアプリなんだから、しっかりやってよ、Appigoさん。




2009年12月5日土曜日

Photoshop.com Mobileが登場!

ついに出て来ました。
大御所のPhotoshopのアプリです。

Photoshop.com Mobile
バージョン1.0.1.3



名前の通り、Photoshopの機能の一部を抜き出したアプリです。
機能は、
切り取り、回転、反転、明るさや色合い、フォーカスなどの調整と8種のフィルターになっています。
仕様法は簡単で、画面を左から右になぞるとフィルターが強くなっていきます。私は3Gなので、プレビューがもたつきますが、なんとか実用内です。
フィルターはかなり極端なものばかりで、このフィルターの写真を2〜3枚見せられたら、「げっぷ」が出そうです。



写真はPhotoshop.comにアップロードする事ができます。登録はアプリから簡単にできますが、メルアドの確認メールが届くのに10分ぐらいかかりました。

アップロードした写真は共有できますが、なぜかiPhoneのライブラリに戻すことはできず、アップロードした写真を編集できません。アプリ以外からのアクセスでできるのかもしれません。

このアプリ、無料なら申し分のないアプリです。230円ぐらいまでなら出せるかな?
ただ、おしいことは、リリースが遅過ぎました。似たようなアプリが沢山あり、みな、Photoshopを、多かれ少なかれ意識しています。ですから、このアプリには、iPhoneらしい個性が乏しいのです。
多分、フィルターで個性を出そうとしたのでしょうが、個性的すぎて使えません。

辛口の評価ですが、それもPhotoshopの名前を冠しているからだと思ってください。無料のいいアプリです。