Hipstamatic
バージョン 100

要は撮影系トイカメラアプリ(アプリで撮影した写真にフィルターをかける)なんですが、今までの物とは一線を画しています。それは、
ギミックが楽しい
です。
昔、「The History of Camera」というアプリ(今もありますが)がカメラアプリの上位にあった事がありました。

このアプリ、「カメラの歴史を学ぶ」として、カメラの発明からデジカメまでの写真や説明があり、その時々のカメラで撮影も楽しめるというものでした。現像まで時間がかかったり、ボラロイドはジワジワと絵が出てきたりと凝っていたんでしが、何分、写真の出来が悪く、撮影を楽しむのは難しかったので、欲を出して有料化したとたんにランクから消えました。でも面白いとは思います。
このHipstamaticは、撮影した写真もしっかり楽しめ、撮影までのヒト手間も楽しめるアプリです。
構成はレンズとフィルムとフラッシュになっており、単品購入時は、
レンズ×2、フィルム×2、フラッシュ×1
という構成です。
アプリ内のshopで追加セットを購入できます。115円ですから、全部揃えると460円。
うまい商売してますが、ビール控えればokです。
元々付いているのは
John S

Jimmy

追加購入レンズは
Helga Viking(カラーフラッシュ×3と黒枠フィルムつき)

Rucifer VI(モノクロフィルムつき)

レンズは指でスライドさせて交換します。

右下の矢印を押すとカメラの裏面に。起動時の向きは初期設定で変更できます。

中央の赤いのがビューファインダー。これがかなりのくせ者で、ビューファインダーの役割はしてません。多分作者はワザとやってるんでしょうが、写真はいつものカメラアプリよろしく、iPhoneの画面分(正方形フォマットなので、両端は切れますが)の写真が撮影されています。なので、このファインダーは撮影される写真の一部を示しているわけです。
さらに凶悪なのが、このファインダーはやや右にズレているようです。(T ^ T)
「ファインダーが付いてるだけ良いだろ!」という作者の声が聞こえそうです。
このファインダーのズレのため、写真は左下が空きやすくなり、まあ、これも味と言えば味です。
フラッシュはフラッシュボタンを左にスライドさせてonにします。懐かしい。
フィルムは今の所4種類ありますが、モノクロフィルム以外は、単なる枠の差です。この点はいまいち。
フラッシュなしの出来上がりは
John S

緑が重く、周辺落ちが強いです。
Jimmy

まっ黄色。淡いかんじ。
Helga Viking

全体に重くて、彩度が低いです。
Lucifer VI

周辺に赤いリングが。
これにモノクロフィルムとフラッシュが加わりますので、かなりのバリエーションがあります。
写真の出来は普通ですし、ライブラリの中の写真にはフィルターはかけられませんが、楽しめるアプリだと思います。
既存のアプリが、「絵」、「易しさ」にこだわってきたのに、このアプリは「楽しみ」にこだわったのが成功の秘訣ではないでしょうか。
だって、こんなshopでアドオン売ってたら、かうっしょ?


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