2011年6月25日土曜日

電子書籍をタダで作ってiPhoneで読み上げさせよう

通勤時間が長いので、iPhoneのVoice Over(ボイスオーバー)で本を読み上げ(朗読)てもらってます。
やり方や詳細はブログの前の方を見て下さい。

ただ、今までのpdfまたは豊平文庫での朗読は、少し問題がありました。

問題点
1)連続で読めない。そこでページめくりが必要。
2)たまに読み上げが崩れてわけわからなくなる。
3)なるべく長く読ませたいので、pdfなどはかなり小さい文字にする。そのため、目で読むことができない。
4)途中から読み上げ再開ができない。1ページが長いので、途中でやめるとまた頭からになる。

そこで、電子書籍を作ることにしました。

作製するテキストを用意したらPCでSigilを使ってepub形式の電子書籍を作ります。







Sigil
http://code.google.com/p/sigil/
無料。Mac/wixdows/Linux用あり


使い方は他のサイトを参照して下さい。
簡単に言うと、
1)テキストをコピペ
2)チャプターブレークを入れて章わけ
3)headingで文字の大きさと上下関係を決める
4)カバー画像を付ける
5)タイトルと作者をメタデータに記載する
6)目次をつくる
7)セーブ

これを、iTunesのBooksに登録するとiPhoneで読めます。

ポイントは、
1)テキストはUnixがいいけど、わからなければ、テキストを一度何かエディタかワードにコピペしてからSigilにコピペすると文字化けが少ない。

2)フリガナは検索置換で消しておく。ワードでは、「<*>」とワイルドカードを使えば「< >」に挟まれた文字は全て消えます。

3)チャプターブレークは、章わけしたい場所の1行前でやる

4)headingは、文字を選ばなくても、行の先頭にカーソルを置いておけば、その行全部大きくなる。だから、チャプターブレークした後の方が楽。

5)headingは、1をタイトル、2を各章にするといい。

文章の長さ次第ですが、一つ作るのに15分もあれば、カバー、目次付きの電子書籍が出来ます。

epub化のいい点は、

1)連続で最後まで読んでくれる。
2)文字サイズを変えられる。
3)かっこいい。
4)ボイスオーバーで読み上げが崩れることがない。あっても、再度読み上げさせれば大丈夫。
5)任意の行から読み上げを再開できる。

iBooksの読み上げ法は、ボイスオーバーにしてから(当然トリプルクリックに変更しておく。詳しくは前のブログで)、読ませたい所を指1本で押す。次に指2本で上から下にスワイプ。すると、連続で最後まで読み上げます。
ページめくりは3本指で右から左にスワイプ。戻しは逆。

試してみてください。

あと、iTunesに修正した本を再登録したいときは、始めに、iTunesの本を消してから。もし同期されなければ、iTunesのiPhoneの設定で、ブックが指定されたものだけ同期になっていると思います。全てに変更しましょう。



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