2011年3月9日水曜日

青空文庫:「戦乱を駆る女怪」女スパイマタ・ハリの物語

「戦乱を駆る女怪」
牧逸馬



有名な女スパイマタ・ハリの半生です。
牧君は実録物が得意なようで、青空文庫に沢山見られますが、内容は美味しい所を掻い摘んで説明する、よくある文庫みたいな、良い意味で気楽に読めます。

しかし、時間軸に沿わず、思いついたまま書く癖があり、わかりにくい作品もあります。
この「戦乱を駆る女怪」は読みやすいほうでした。短編ですし。

気をつけなければならないのは、どうも裏が取れていない挿話が結構ありそうな所でしょうか。この作者全般に言えるとおもいますが。

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